特集「平安 隆」 |
1952年、沖縄本島中城村生まれ。10代より音楽活動を開始、コザのAサイン・バーや米軍基地内にてソウル・ファンク系を演奏する。喜納昌吉&チャンプルーズの名作「ブラッド・ライン」にボーカル・ギタリストとして参加。その後、ソロ活動を開始。セカンドアルバムでは、スティール・リゾネイターギターの世界的権威ボブ・ブロッズマンと競演した「童唄」を発表、ヨーロッパで大好評となる。三枚目のアルバム「キーブルダッチャー・ミュージック」が発売され、ボブ・ブロッズマンとの競演で話題を呼ぶ。4枚目のアルバム「音遊び」では、ギタリストの吉川忠英と共演、極上のインストゥルメンタル・アルバムを発表。 |
1.かりゆしの月 2.うとぅるし者 3.コザ恋歌 4.月 5.七月十五夜 6.満月の夕 7.お富さん 8.なりまやあやぐ 9.群星ぬ夜 10.踊いシーサー 11.ベーベーヌ草かいが |
チャンプルーズ以降、数多くのアーティストとのコラボレーションを経て、待ちに待った1stアルバム。 「うとぅるし者」の原曲は沖縄民謡の「三村節」。「コザ恋歌」では、元ネーネーズの古謝美佐子がヴォーカルで参加。「満月の夕」はソウル・フラワー・ユニオン」の名曲、それを平安はウチナーグチで歌っている。アルバムの中でも評判の高い曲となる。「お富さん」は、もちろん春日八郎の超名曲であるが、これもウチナーグチで歌われている。 |
RES-31 「童唄」平安隆&ボブ・ブロッズマン 1999.7発売 |
1.ジンジン(螢) 2.赤田首里殿内(あかたすんどぅんち) 3.ちょんちょんキジムナー 4.べーべーぬ草かいが 5.ちんぬくじゅうしい 6.小禄豊見城(うるくとぅみぐしく)(三村節) 7.大村御殿(うふむらうどぅん)(耳切坊主) 8.月ぬ美(かい)しゃ 9.ウーマクカマデー(やんちゃ坊主カマデー) 10.花ぬ風車(かじまやー) 11.てぃんさぐぬ花 12.竹富サンセット |
スティール・リゾネイター・ギターのコレクターでもあり、屈指のプレイヤーでもあるボブ・ブロッズマンと共演。ハワイ、ギリシャ、インド、ギニア等世界各国のミュージシャンとコラボレートしてきたブロッズマンと平安が作り出す新しい音楽の流れを感じることができる。日本のみならずヨーロッパを中心に売れ続けているアルバム。 |
1.ちむどんどん 2.合いたいな 3.なんくるないさ 4.途上にて 5.時代の流れ 6.コザの樹 7.母の唄 8.メンソリヨー 9.あやぐ |
参加アーティスト |
ディビット・イダルゴ ロス・ロボス、ラテン・プレイボーイズのメンバー。このアルバムではレキントギター、8弦のメキシカンギター、リゾネイターメウクレレ、アコーディオンをプレイしている。 リック・ウォーカー ドラマー、パーカッショニスト。ボブとのツアーにも参加。マダガスカルのグループ「タリカ・サミー」等様々な国のミュージシャンと共演。 パイパー・ハイチック ベーシスト。1920年代〜40年代のアメリカン・ミュージックを基調にサンフランシスコで自身のバンドのライヴで活躍中 |
1.恋の花 2.芭蕉布 3.ハイサイおじさん 4.てぃんさぐぬ花 5.肝がなさ節 6.エイサーメドレー(仲頭流〜久高〜スーリー東り) 7.童神 8.花 9.娘ジントーヨー 10.安里屋ユンタ 11.十九の春 12.ハイパーおばさん |
RES-54 平安隆 with 吉川忠英「音遊び (うとあしび)」\2940 |
ソウル・フラワー・ユニオン、ボブ・ブロッズマンなどとのコラボレートで、沖縄の音楽という垣根を越えて、グローバルに活動範囲を拡大している平安の、次の新譜はギタリスト吉川忠英との沖縄民謡アコースティック・インストゥルメンタル!!唄なしで三線とギターとウクレレだけの優しく、アンビエントなアルバム。収録曲を見れば、割とスタンダードな沖縄民謡ばかりだが、アレンジの素晴らしさで、心癒される空気感に包まれる45分弱。平安曰く「その音色が心地いいものだから、子供がねかしつけられるように眠くなってしまう」。車の運転中に聴くのは、たしかにマズいかもしれない。シンセで作られた民謡BGMもいいけれど、このアルバムが沖縄の空港や街で流れてたら、確かに素敵だと思う。 |
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