・大島保克

1969年 沖縄県石垣島白保生まれ。生家は代々「ひばり(歌が得意の意)」の屋号で呼ばれ、祖父と父は村では唄い手として知られ、唄三昧の環境で育つ。
1988年 新良幸人ら八重山高校郷土芸能クラブの仲間たちを中心に「ゆらてぃく組」を結成。八重山の唄、芸能に熱中。沖縄ジャンジャンのステージで演奏。
1989年 上京。八重山高校の同級生でもあるBEGINのライヴにゲスト出演したことがきっかけで、ソロ・ミュージシャンとしての道を歩みはじめる。
1993年 1stアルバム「北風南風」をリリース。オリジナルと民謡で構成されたアルバムに注目が集まる。BEGINの比嘉と共作の「イラヨイ月夜浜」が酒造メーカーのCMソングとなり、沖縄ではカラオケでも歌われる曲となる。この曲は、加藤登紀子・杉山清貴などがカバー。映画「秘祭」にも使用された。翌年、大阪に移住。
1997年 大島保克&オルケスタ・ボレとして「移民」をテーマにしたアルバム「今どぅ別り」をリリース。収録曲の「新湊節」が宮本亜門監督の「BEAT」に使用される。
1998年 山之口獏トリビュートアルバム「獏」に参加。鬼太鼓座の「怒涛万里」にも参加。
1999年 2ndアルバム「東ぬ渡」をリリース。ソロライブで全国を巡る。またTBSの「NEWS23」にBEGINと共に出演、八重山出身の多くの若手ミュージシャンの中で島唄にこだわり続ける唄者として紹介され、その知名度も向上する。
2000年 11月22日発売「我が島ぬうた」は、数百年にわたって唄われ続けた八重山の唄の数々を、大島の声と三線だけによって奏でられている。大島にとって独りだけでの全曲録音は始めてのこと。発売後も精力的なライヴ活動が続く予定。

アルバムプレビュー
PSCR5066「北風南風」\3059
発売日・1993年11月26日


完売・生産未定
(1)イラヨイ月夜浜
(2)祭
(3)北風南風
(4)高那節
(5)大浦越路
(6)与那国しょんかね
(7)美田良浜
(8)島へにげる
(9)あの日のままで
(10)海人ブギ

SKA-3001「今どぅ別り」\2835
発売日・1997年6月30日
(1)旅立ちの宴
(2)IKAWU(サンバ)
(3)移民小唄
(4)梅の香り
(5)浜千鳥
(6)与那国しょんかねー
(7)IKAWU(マーチ)
VICG-60204「東ぬ渡」\2940
発売日・1999年6月23日

(1)島酒(しまざけ)の唄
(2)赤ゆら
(3)夏花(なつぃぱな)
(4)アヨウ「東(あーり)ぬ渡(とぅ)」
(5)東ぬ渡
(6)真謝井(まじゃんがー)・ぼすぽう節
(7)月(つくぃ)ぬ美(かい)しや
(8)まるまぶんさん・殿様節
(9)かりゆしぬ舟(ふに)
(10)山原路(やんばるじ)
(11)揚古見(あげくん)の浦節
VICG-60418「我が島ぬ うた」 \2940
発売日2000年
11月22日
(1)とぅばらーま
(2)やぐじゃーま
(3)大田節(うふだぶし)
(4)月ぬ真昼間(つくぃぬまぴろーま)
(5)サコダアッパ
(6)崎山節
(7)崎山ユンタ・みなとーま
(8)赤またー節
(9)桃里節(とうざとぶし)
(10)ブザートーラ
(11)ながはん節
(12)下原節(そんばれーぶし)
(13)夜雨節(ゆるあみぶし)
VICG-60505 「島時間〜Island Time〜」\2940
発売日2002年4月24日
1.カラ岳
2.大和からぬ舟
3.流星
4.山原路
5.春風ぬ唄
6.生り島離り
7.新与那国ションカネ
8.仲里節
9.中作田
10.真砂の道

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